弊所の米国商標出願の費用に関して

弊所の米国商標出願の費用に関して

 今回は、米国商標出願に関する弊所費用に関して記載させて頂きます。特に、米国だけで商品を販売予定のケースなど、日本商標権がなくて米国に直接商標出願をするケースです。

 1クラスの場合であって、おおよその費用は、上記写真に示すようになります。

 すなわち、米国商標出願に拒絶理由通知などの大きな問題が生じなければ(大方の出願がこちら側となる)、合計費用はおおよそ192,500円となります。現地先行調査が不要だと判断する場合にはおおよそ167,500円となります。商標の独自性に自信があり、USPTOの簡易調査などをしても発見できない場合には、特に現地の先行調査は不要ではないでしょうか。従って、この場合は、おおよそ17万円で米国商標権を取得できると思います。なお、多数クラスの場合には、その分だけ官費が上がりますのでご注意ください。また、上記見積もり金額は為替レートや消費税などにより多少上下しますことは何卒ご了承ください。

 弊所費用が低めなのと、また、現地代理人も安くても優秀な仕事をしてくれる事務所ですので、品質面と料金面からもかなりよいオファーだと考えています。当然、現地とのやり取りは弊所側で追加費用無く全て責任をもって対応しますので、ご安心ください。おおよそ、出願から1年程度以内で権利化が可能です。

 なお、米国審査において同一又は類似の商標が発見された場合などであって、リサーチや意見書などで実質的に反論をする場合、中間処理の費用10~15万円が発生します。この場合には、弊所においては最低限の翻訳料や、弊所検討が必要な場合には検討料も発生します。

 アメリカの場合、日本と異なり注意する点は、許可通知発行後6月以内に、使用を証明するためのStatement of useとSpecimenを提出します(これは6か月×5回延長が可能)。
 また、日本のように大分類(例えば被服など)で指定商品を記載することができないため、指定商品をより詳細に記載する必要性があります。
 また、5~6年目においても使用証明のaffidavidを提出する必要がある点、注意する必要があります。

 以上、弊所の米国商標出願の費用に関する説明でした。米国商標出願を予定されているお客様は是非ご一報ください。翻訳など余計な手間をできるだけ発生させずに貴社の米国での商標権取得まで貢献させて頂きます。

 蓑和田国際特許事務所 蓑和田 登

2017年08月15日