猫の手

猫の手

 この3ヵ月ほど、今までの社会人経験の中で一番忙しく、ブログなどとても書く時間もないし気にもなれないという感じでした。非常に嬉しい限りで、猫の手も借りたい、という心境ですが、来年しばらくは忙しい状態が続く感じです。ところで、どうして猫の手というのでしょうか?不思議です。

 先週は商標と特許を日本特許庁に出願したのですが、その出願番号に弁理士として衝撃を受けました。商標は出願番号2017-167000代で、特許はというと2017-247000代でした。ということは今年の商標出願は約17万件、特許出願は約25万件で確定でしょう。
 あれ?
 という感じでした。というのも、私の記憶では10~5年前は、年間にして特許が35~40万件、商標が10万件ほどだったと思います。特許の出願数は商標の3倍はあったと思います。ところが、今年は、商標の出願数がもう特許の出願数のおしりが見えている感じです。

 端的にいうと、商標の需要が増えて、特許の需要が減っている、ということは明らかです。これが日本社会全体としてみた場合、良いことなのか悪いことなのかは分かりませんが、弁理士事務所を経営するものとしては、商標のお客様に対してもアピールしてゆく必要性がありそうです。今現在は、来年度の事業展開として、そんな戦略のことを色々と考えてもおります。

 また、SEO対策のためにもブログの頻繁更新・知財トピックの掲載は有効ですので、私も来年はもう少し頻繁にブログを更新したいです。よく毎日更新している弁理士さんもいますが、あれはあれでSEO対策ですし、私の場合ブログ更新はもうルーティーンに入れないと更新頻度を上げることは難しそうです。

 弊所は、特に特許出願・国際出願・商標出願を得意としておりますので、そのようなお客様がおられたら是非遠慮なくお声かけ下さい。相談は無料です。
 ブログをお読みいただきありがとうございます。
 それでは皆様良いお年をお迎えください。

 蓑和田国際特許事務所 蓑和田 登

2017年12月26日