米国特許RCE(継続審査)の請求
先日、米国代理人より米国特許のFinal OAに対するAdvisory Actionが弊所に届きました。残念ながら、Final OAに対する一部補正箇所は認められなかったのですが、審査官コメントに、他の補正箇所を検討するには更なるサーチと検討が必要だ、と書いてありました。
そして、現地代理人にも、今回はRCE(継続審査請求)をした方が可能性がいいと言われ、結局RCE請求となりました。このRCE請求は庁費用が$665、その他の現地代理人費用、弊所手数料などで10万円程度かかります。
これにより、拒絶は撤回されて審査が再開されますが、他の補正箇所が認められないとまた費用が発生してゆくというループのようになりますので、何とか先の補正箇所が許可されるようにと願っております。
また、現在、他の案件で、米国出願の一部継続出願(CIP)を検討している案件がございます。やはり、このようなRCE(継続審査請求)とか一部継続出願(CIP)とか発明者・出願人の側に立った日本にはないシステムを体験すると、やはり特許制度の本場はアメリカだな~という感覚がします。
弊所は、特に特許出願・国際出願・商標出願を得意としておりますので、そのようなお客様がおられたら是非遠慮なくお声かけ下さい。相談は無料です。
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蓑和田国際特許事務所 蓑和田 登